くおりてぃあっぷ!

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実りの秋到来!稲刈り作業ってこんなことやってます。

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どうも〜、クロフネです。 

10月に入って季節外れの台風などもありましたが、本格的に秋がやってきましたね。

この3連休で紅葉を楽しんだ方々も多くいらっしゃるでしょう。

そうなると農業に関わるお仕事をしている人は・・・

そう、稲刈りの季節ですね!

春の田植えからの苦労と努力が報われるとき。

収穫は特別嬉しい行事ですよね。

私はしがない医療職ですが、妻の実家が農家のため、農作業を手伝う機会が多くあります。

今回は稲刈りとそれに至る苦労の話をしていきたいと思います。

稲刈りって何をするの?

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そもそも稲刈りってどういったことをするのでしょうか。

稲をガンガン刈る・・・

それだけなんですが、非常に疲れます。

田んぼにコンバイン(稲刈り機)を入れるのですが、そのままでは入れません。

コンバインを入れるためには角を刈らないといけません。

これだけは手作業。

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鎌を持って、刈る。 

鎌を持って、刈る。

これを繰り返します。

 

どのくらい手で刈るかというと・・・

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この写真くらいです。

これを4つの角のすべてで行います。

水を抜いている田んぼですが、泥の上ですからね。

足腰と腕に疲労が蓄積されます。

 

角の稲が刈られてようやくコンバインを田んぼに入れることができます。

あとは稲をガンガン刈っていくだけ。

凄まじいスピードで実った稲を刈っていくコンバイン。

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コンバインって素晴らしい・・・発明した人は本当に天才ですよね。

日本は農業が盛んですが、昔はどれも手作業で行っていたのですよね。

今じゃ考えられませんし、昔の人を尊敬せざるを得ません。

 

さて、刈られた稲はどうなるのでしょうか。 

籾(モミ)だけをキレイに取って、タンクに溜めていきます。

ある程度の籾(モミ)が溜まると

コンバイン「溜まったで〜^^」 

と教えてくれます。

溜まった籾(モミ)は軽トラックの荷台に移します。

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移し方はこのような感じ。

上から見ると籾(モミ)の山です。

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その籾(モミ)の山を乾燥させるために乾燥機に移します。

 

移し終わったら、コンバインが刈り集めた籾をまた軽トラックに移して乾燥機に移す。

 

コンバインで刈り、籾を集める

軽トラックに移す

乾燥機に移す 

 

これをひたすら繰り返すのが稲刈りです。

稲刈り後はこのような感じ。何もありませんね。

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稲刈り作業を終えて感じたこと

稲刈りはほとんどの作業を機械の力を借りて行います。 

しかし、人がいないとできない仕事でした。

コンバインを田んぼに入れるため、籾をトラックで運ぶのも人がいないとできません。

すべてを機械に任せることは難しいことだと感じました。

一人で行ったらどれだけ時間がかかることだろうと思いながら刈ってました。

また秋とはいえ、収穫した日は非常に暑い日でした。 

脱水症状による熱中症にも気を配らなければなりません。

刈るまでの作業、刈ってる時の作業。 

農業は肉体労働だなと感じざるを得ませんでした。

 

農作業を体験すると一層感じることは、

食材を食べられる喜びです。

日本は普通に生きていれば、ご飯を食べる苦労ということがない国ですよね。 

しかし、ご飯を食べられるありがたさに無頓着すぎる気がします。

ご飯を食べるために代価として、お金がかかってくるわけですが、

食材を作る農家さんがいなければ、ご飯を食べることもできないわけです。 

日本人はもっと食べることができることに感謝すべきことだと思います。

お米は日本が誇る食材の一つです。

米農家さんがいて、そのお米を炊いて食べられることって日本はすごい国なんですよ。

 

農家さんがどういう気持ちで仕事に取り組んでいるかというのを忘れずに生きていきたいと思った体験でした。